実は呼吸の仕方によっては体型も変わってきてしまうんです。
下腹部を主に使ってする浅い呼吸では
十分に胸に酸素が入らず、これが体型をくずす1つの要因にもなっています。
一方、胸郭を十分に広げて呼吸をすることで、上半身と下半身の骨格のバランスが整って、股関節も安定してきます。
呼吸の仕方は、脊椎のS字湾曲に大きく影響して、それは体型にも現れてきます。
胸部に息を吸い込むように呼吸をすれば胸部が膨らみ、下腹部に息を入れるように呼吸をすれば下腹部が膨らんできます。
つまり、いつも息を入れて膨らんでいるところが、そのまま体型になって現れるのです。
アナタがいつも下腹部に息を入れているならば、下腹部がふくらんだ体型になっているでしょう。
反対に、いつも肩、胸、背部、あるいは上腹部に息を入れていれば、いつも息を入れている部分がふくらんでバランスの取れた体型になっているはずです。
さらに胸部のどこに息を入れるかによっても体型が変わってきます。
上背部に大きく息を吸い込むと、脊椎のS字湾曲が美しいカーブとなって現れるようになります。
上背部に息を入れると胸椎の後湾がでてくるからです。
このように息を吸ったときの胸郭の形が、そのままの体型になるので
自分の体をよく観察して、どこに息を入れるべきかを知った上で、胸部が十分に広がるような胸郭呼吸を習慣化させましょう。
■仰向けになって胸郭深呼吸をする■
※脊椎が棒状になっている人は、下腹部に息を入れないように注意しましょう。
1. 高さ6〜8cmくらいの枕を用意します。フェイスタオルを直径が小指の長さになるように固く巻き首に当てます。
腰の部分には5cmくらいの高さのバスタオルを当て、仰向けに寝てお尻を引き締めます。
2. 両肘を曲げ両手を顔につけます。
このとき両肘がつくようにします。
両肩が上がると、下に下がっていた肋骨が上に上がり、胸郭が大きく広がるようになります。
脊椎が棒状になっている人は胸椎の後湾がなく、肋骨が前方に出てハト胸になっているので、胸ではなく背中のほうに息が入るようにします。
3. 内臓を上に上げるようにしておなかを引っ込め、鼻から胸郭に息を吸い込みます。そして背中を床に押し付けるようにして、肩・上背部に十分息をいれ、胸椎の後湾が出るようにします。
4. 息を吐くときは、口、鼻どちらでもかまいません。
おなかを膨らませないようにしましょう。
■座って胸郭深呼吸をする■
2. 両手をウエストに当て、肩をあげます。
3. 胸郭を整えるためには、基本的には肩が真横になっていなければなりません。
胸の前方に息が入りやすい人は、両手を頭上に上げ、両肘を曲げて左右がつくようにし、背中に息を入れるようにします。
4. 内臓を上に上げるようにしておなかを引っ込め、鼻から胸郭に息を吸い込みます。息を吐くときは、おなかが出ないようにしましょう。
回数は、疲れない程度に何回も繰り返しましょう。
息は慣れてくると、入れようと意識するところに自由に入れられるようになるものです。
この呼吸法をぜひ習慣化させましょう。
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